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NPO法人Board Game Japanは、学習要素を含むボードゲームの開発と、ボードゲームの開発・振興・研究に向けたプラットフォームの構築を行っています。

団体紹介フライヤーを作成しました。

11/1(金)から第3回Board Game Japanカップのエントリーを開始しています!

団体紹介フライヤー 第2回Board Game Japanカップ結果

2022/3に開催された京都SDGsゲームショウで収集した、SDGsに関するゲームの情報をまとめたアーカイブサイトを公開しました! イベント自体は終了しましたが、コンテンツは今後も継続して更新予定です。

2020/10/5(月)より、MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店(阪急梅田駅近く)の1Fにて、Board Game Japan推薦ボードゲームの販売を開始しました! 店頭入荷分には限りがありますので、品切れの場合もございます。各製品の在庫状況については、直接店舗までお問い合わせください(本企画は2021年秋に終了しました)。

MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店1Fにあるボードゲームコーナーの様子です

最新情報Atom Feed

About us

NPO法人Board Game Japanの概要です。

団体概要

団体名
Board Game Japan特定非営利活動法人(NPO法人) Board Game Japan 団体紹介フライヤー(2024/9作成)
目的
  • 主に学習要素を含むボードゲームやカードゲームの開発
  • ボードゲームの振興・研究を目的としたプラットフォーム組織の構築
  • 日本のボードゲーム人口を増やし日本発のボードゲームを世界に広めていく
事業内容
  • ボードゲーム等を開発し教材化・商品化する出版印刷事業
  • ボードゲーム等を販売する物品販売事業
  • ボードゲーム創作活動の方法等を教授する教育事業
  • 児童向けワークショップの開催等のアマチュア興行事業
  • その他必要な事業
沿革・活動実績
2024/11 第3回Board Game Japanカップを開催
2024/1 通常総会開催(1/27)
2023/11 第2回Board Game Japanカップを開催
2023/2 通常総会開催(2/18)
2023/1 第1回Board Game Japanカップを開催
2022/10 ゲームマーケット2022秋」にて研修ゲームラボブースで出展
2022/3 京都SDGsゲームショウで収集した、SDGsに関するゲームの情報をまとめたアーカイブサイトを公開
2022/2 通常総会開催(2/6)
2022/2 「Microsoft Education Day 2022」にてバーチャル展示を実施
2021/2 「Microsoft Education Day 2021」にてバーチャル展示を実施
2021/1 通常総会開催(1/31)
2020/11 内閣府が設置した「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に参画
2020/10 MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店1Fボードゲームコーナーの監修と納品を開始(〜2021年秋まで)
2020/2 通常総会開催(2/2)
2019/7 株式会社文響社のボードゲーム「うんこ先生と学ぶ!SDGs入門カードゲーム」へのノウハウ提供(同社実施のワークショップにおける活用事例)
2019/2 通常総会開催(2/3)
2018/11 一般財団法人「葵プロジェクト」と連携したボードゲーム「京都福笑い」の制作と、同法人主催の「第5回葵サミット」(11/10, 上賀茂神社)における「京都福笑い」試遊会の開催
2018 京都府立大の研究室と連携したボードゲーム「京都福笑い」の開発(歴史・地理面の考証とゲームデザイン)
2018/2 通常総会開催(2/12)
2017 NPO法人寺子屋プロジェクトが開催する「Tera school」におけるワークショップの実施(ボードゲーム開発及び試遊会)
2017/9 京都大学デザインスクール主催の「京都大学サマーデザインスクール2017」(9/13-15, KRP)におけるワークショップの実施
2017/6 設立総会開催(6/4)
2017/5 設立
2017/1 設立準備総会開催(1/28)
詳細
NPO法人ポータルサイトの団体概要ページ
京都市 自治会・町内会&NPOおうえんポータルサイトの団体概要ページ
NPO法人データベース NPOヒロバの団体概要ページ
CANPAN FIELDSの団体概要ページ
京都公益活動ポータルサイトきょうえんの団体概要ページ

設立趣旨

正解のない問題に向き合い、自ら答えを導き出す能力が問われる時代となった現代において、教育ツールとしての玩具は数多く開発され出版されている。

近年は国内においても、他者とのコミュニケーション力論理的思考力を身につけるためのツールとして、あるいは最新の科学研究社会・経済の仕組みなどを一般の人に広く伝える媒体として、ボードゲーム*の可能性に注目が集まっている。かく言う私たちも、ここ数年、教育や研究の現場におられる方々とともに、いくつかのゲームの開発に携わってきた。

しかしながら、ボードゲーム大国と言われるドイツなどと比較すると、国内での開発・振興はまだ途上にあると言わざるを得ない。

例えばスポーツの野球やサッカーであれば、子どもの頃から参加できる少年野球チームやサッカーチームが全国に存在することや、高校でそれぞれ約17万人と言われる競技人口の厚みがあることが、世界に通用するレベルのプロ選手たちが育つ環境を支えている。

ボードゲームに関しても、私たちが期待している教育的効果があるならば、より多くの子どもたちに親しんでもらい国内のボードゲーム人口を増やすことが、世界レベルの研究者、デザイナー、クリエイター、プログラマー、科学コミュニケーターなどの輩出に寄与すると考えられる。もちろん、それ以外のさまざまな仕事に就く人たちにとっても、子どもの頃からコミュニケーション力や論理的思考力を身につけることは非常に有意義である。

現在の教育システムや子育て環境の中では、個人や幾人かのグループだけで開発されたゲームは世の中に浸透しにくい。そこで私たちは、主に学習要素を含むゲームの開発・振興・研究を目的としたプラットフォーム組織を作ることで、日本のボードゲーム人口を増やすとともに、日本発のボードゲームを世界に広めていきたいと考え、ここにNPO法人を設立する。

* ここでの「ボードゲーム」はカードゲームなども含むアナログゲームの総称として広義で使用している

設立までの経緯

平成29年1月に発起人が呼びかけを行い、これに賛同者が集まって法人化の方向性を決め、平成29年1月28日の設立総会を経て、法人化の意思を確認した。

貸借対照表

Works

開発中のボードゲームを紹介します。

エコ富豪

エコ富豪」は、持続可能な開発(経済と環境保全の両立)について楽しく学ぶボードゲームです。1回目は個人戦・2回目はチーム戦と前提条件が変わる中でプレーヤーの行動が変容し、各人が利己的に振る舞った場合と、環境や他者に配慮して行動した場合の違いを体感することができます。子どもと大人が学び合う現代の寺子屋「Tera school」と、京都大学の教員や学生で構成する「エコ〜るど京大」が共同で開催した環境教育ワークショップで生まれたアイデアを元に、Board Game Japanがゲーム化し、普及に向けた活動を行っています。また、うんこドリルで有名な文響社さんにもゲームシステムなどのノウハウを提供し、『うんこ先生と学ぶ!SDGs入門カードゲーム』として活用していただいています。

『うんこ先生と学ぶ!SDGs入門カードゲーム』の活用事例
2019/11/16 パナソニックセンター東京でのワークショップ
2019/8/23 相模原市役所でのワークショップ
2019/7/30-8/1 日本能率協会主催「夏休み2019 宿題・自由研究大作戦」でのワークショップ

とらとら将棋

とらとら(虎々・虎拳)将棋」は、日本の伝統的なお座敷遊び・お茶屋遊びである「とらとら」を元に作られたボードゲームです。(ここをクリックすると詳細を表示します)

概要

とらとら」は、一般的には「加藤清正の虎退治」や「和籐内(わとうない)の虎退治」とも呼ばれる、近松門左衛門の浄瑠璃「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」から誕生した拳遊びで、日本の伝統的なお座敷遊び・お茶屋遊びとして知られています。

「とらとら」では、まず対戦する双方が屏風の裏に隠れます。その後、音頭に合わせて、[清正の槍(または和籐内の鉄砲)][虎][(清正の母親の)老婆]の3つの型のいずれかの格好をしながら屏風から出て来て、双方の型の組み合わせで勝敗を決めます。

勝敗は、[グー][チョキ][パー]のジャンケンと同様の「3すくみ」の関係性で決まります。 清正は虎を退治するので、[清正の槍]は[虎]に勝ちます。虎は老人より強いので、[虎]は[老母]に勝ちます。 そして、[老婆]は自分の息子である[清正の槍]に勝つという関係性で、勝敗を決します。

「とらとら」を基に開発した「とらとら将棋」では、よりゲームを楽しむために[忍者]と[芸者]を追加し、[清正][忍者][][芸者][老婆]の5つの駒でゲームを行います。これらの5種類の駒を将棋盤を模した盤上に並べ、駒を動かしてゲームを行います。

勝敗の決め方

駒同士の勝敗は、次の関係性で決します。

  • [清正]は[忍者]と[虎]に勝ちます。
  • [忍者]は[虎]と[芸者]に勝ちます。
  • [虎]は[芸者]と[老婆]に勝ちます。
  • [芸者]は[老婆]と[清正]に勝ちます。
  • [老婆]は[清正]と[忍者]に勝ちます。
  • 双方が同じ駒の場合は、「あいこ」です。

ゲームの進め方

「とらとら将棋」はプレイヤー2人と審判1名で行うボードゲームで、次の流れで遊びます。

  1. お互いに、盤上にある「自陣」のお座敷に、相手に見えないように5種類の駒を並べます。駒の配置には特に制約がないので、自由に並べることができます。相手は、あなたの駒がそれぞれ何の駒なのか、最後まで分かりません
  2. あなたのターンでは、「自陣」の駒を1つ選び、その駒を前後左右いずれかの方向に1つ進めます。進める方向や一度に進める歩数は、駒の種類によらず同じです。
  3. あなたの駒がもし、相手の駒がいるマス目の前に達した場合、相手の駒と「とらとら」の対決をします。プレイヤーは互いに相手の駒を見ることはできないので、審判が2つの駒を確認し、上述の関係性によって勝敗を判定します。審判は、勝敗が決すれば「負けた駒」を、互いに同じ駒で「あいこ」なら両方の駒を、プレイヤーに見えないように退けます。
  4. これで相手のターンに移り、相手が駒を動かします。これを繰り返し、「敵陣」のお座敷奥にある座布団を取るか、相手の駒を全部取ったらゲームの「勝ち」となります。
とらとら将棋のプロトタイプ写真

京都福笑い(ご当地福笑い)

京都福笑い」は、何もない京都市街の地図に、町を形成する通りや川、お寺や神社、目印となる建物などのパーツを並べ、京都市街の地図を完成させるボードゲームです。京都の街中の土地勘を養い、町の作りを学ぶ地理学習ツールとしての活用のほか、対象とする時代を変えることで、様々な時代の京都の歴史を俯瞰して学ぶ歴史学習ツールとしても活用できます。(ここをクリックすると詳細を表示します)

概要

地理は小学校3年生以降の社会科の授業で扱われますが、児童の身の回りの世界を中心としたもので、より広い地域全体を俯瞰して見る機会は多くありません。「京都福笑い」は、千年の都としての長い歴史をもつ京都という地域に焦点を当て、現在の地域の姿を遊びを通して理解できるだけでなく、中世や近代といった過去の地域についても重層的に学習できるボードゲームです。また、京都以外の地域でも同様のゲームを作成し、様々な地域での普及と活用を目指します。

ゲームの進め方

「京都福笑い」は1名から数名のプレイヤーで行うボードゲームで、次の流れで遊びます。

  1. 平地と山並み、川の流れだけが描かれた京都盆地のボード上に、寺社やランドマークとなる施設が描かれたカードを、経験や記憶を頼りに配置します。グループで施設の場所を議論したり、ヒントを提供したりして、正しい位置を推測して配置していきます。
  2. カードを配置し終えたら、正解の書かれたシートを用いて答え合わせを行います。
  3. 現代の京都だけでなく、中世や近代の京都についても同様に遊び、どの施設がいつどこにあったのかや、京都の街がどのように形成されてきたのかを、時間的な歴史の流れだけでなく、空間的な配置としても理解することができます。
京都福笑いのプロトタイプ画像

Party×Party

Party×Party」は、友達の誕生日パーティーを企画することで、企画力や並列処理の思考を学ぶボードゲームです。

とらとら将棋

とらとら(虎々・虎拳)将棋」は、日本の伝統的なお座敷遊び・お茶屋遊びである「とらとら」を元に作られたボードゲームです。

とらとら将棋のプロトタイプ写真

概要

とらとら」は、一般的には「加藤清正の虎退治」や「和籐内(わとうない)の虎退治」とも呼ばれる、近松門左衛門の浄瑠璃「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」から誕生した拳遊びで、日本の伝統的なお座敷遊び・お茶屋遊びとして知られています。

「とらとら」では、まず対戦する双方が屏風の裏に隠れます。その後、音頭に合わせて、[清正の槍(または和籐内の鉄砲)][虎][(清正の母親の)老婆]の3つの型のいずれかの格好をしながら屏風から出て来て、双方の型の組み合わせで勝敗を決めます。

勝敗は、[グー][チョキ][パー]のジャンケンと同様の「3すくみ」の関係性で決まります。 清正は虎を退治するので、[清正の槍]は[虎]に勝ちます。虎は老人より強いので、[虎]は[老母]に勝ちます。 そして、[老婆]は自分の息子である[清正の槍]に勝つという関係性で、勝敗を決します。

「とらとら」を基に開発した「とらとら将棋」では、よりゲームを楽しむために[忍者]と[芸者]を追加し、[清正][忍者][][芸者][老婆]の5つの駒でゲームを行います。これらの5種類の駒を将棋盤を模した盤上に並べ、駒を動かしてゲームを行います。

勝敗の決め方

駒同士の勝敗は、次の関係性で決します。

  • [清正]は[忍者]と[虎]に勝ちます。
  • [忍者]は[虎]と[芸者]に勝ちます。
  • [虎]は[芸者]と[老婆]に勝ちます。
  • [芸者]は[老婆]と[清正]に勝ちます。
  • [老婆]は[清正]と[忍者]に勝ちます。
  • 双方が同じ駒の場合は、「あいこ」です。

ゲームの進め方

「とらとら将棋」はプレイヤー2人と審判1名で行うボードゲームで、次の流れで遊びます。

  1. お互いに、盤上にある「自陣」のお座敷に、相手に見えないように5種類の駒を並べます。駒の配置には特に制約がないので、自由に並べることができます。相手は、あなたの駒がそれぞれ何の駒なのか、最後まで分かりません
  2. あなたのターンでは、「自陣」の駒を1つ選び、その駒を前後左右いずれかの方向に1つ進めます。進める方向や一度に進める歩数は、駒の種類によらず同じです。
  3. あなたの駒がもし、相手の駒がいるマス目の前に達した場合、相手の駒と「とらとら」の対決をします。プレイヤーは互いに相手の駒を見ることはできないので、審判が2つの駒を確認し、上述の関係性によって勝敗を判定します。審判は、勝敗が決すれば「負けた駒」を、互いに同じ駒で「あいこ」なら両方の駒を、プレイヤーに見えないように退けます。
  4. これで相手のターンに移り、相手が駒を動かします。これを繰り返し、「敵陣」のお座敷奥にある座布団を取るか、相手の駒を全部取ったらゲームの「勝ち」となります。

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